大型シャフト無電解ニッケルメッキ

| 製品分類 | シャフト |
|---|---|
| 処理 | 無電解ニッケルメッキ |
| 材質 | 鉄 |
| 目的・トラブル | 防錆、耐食性向上、長寿命化 |
今回のご依頼は、産業用機械の基幹部品として使用される大型の鉄製シャフトへの厚膜無電解ニッケルメッキ処理のご相談でした。
本シャフトは常に薬品に触れるためにすぐに錆びてしまうため耐食性の課題、キズ防止および長寿命化を図るための厚膜化の要望を抱えていました。お客様はこれらの課題を解決するために、通常よりも極めて厚い60μmという膜厚指定を希望されていました。
しかし、これほどの高膜厚は処理時間の長期化による反応液の不安定化や、膜の内部応力による密着不良のリスクが伴うため、他社では品質保証が難しいと断られてしまったという背景がありました。
鉄製の大型シャフトに対し、高硬度で均一な皮膜が得られる無電解ニッケルメッキを施工しました。60μmという高膜厚を精度良く実現するため、最新の分析装置を用いた徹底的な液管理と、大型槽内での最適な液循環レイアウトを構築。
長時間の処理工程においてもピットやザラつきの発生を極限まで抑え、図面指定通りの厳しい寸法公差を実現いたしました。
他社でお断りされた高難度の仕様を実現でき、お客様からは品質・納期ともに非常に高い評価をいただきました。