長尺シャフト 硬質無電解ニッケルメッキ

| 製品分類 | シャフト |
|---|---|
| 処理 | 硬質無電解ニッケルメッキ |
| 材質 | 鉄 |
| 目的・トラブル | 耐食性向上、コストダウン |
今回のご依頼は、産業機械等の構造材として使用される長尺パイプ形状(100φ×2200)へのメッキ処理のご相談でした。
お客様は、通常の無電解ニッケルメッキ以上の表面硬度を求めておられましたが、製品が長尺であるため、硬質クロム等の電気メッキでは端部の膜厚が厚くなる等のバラツキが生じやすく、後の研磨工程に伴うコストとリードタイムの削減が大きな課題となっていました。高精度な寸法維持と高硬度の両立によるコストダウンが求められる案件でした。
KSTでは、他社では処理ができない当社独自の優れた耐摩耗性を持つ硬質無電解ニッケルメッキをご提案しました。本処理は熱処理を加えることで硬質クロムに匹敵する硬度を実現しつつ、電気メッキ特有の偏肉を防ぎ、2200mmの長尺物でも全体に均一な皮膜を形成できるのが最大の強みです。
これにより、メッキ後の寸法調整のための研磨加工を一切不要とし、大幅なコストダウンとリードタイムの短縮を同時に達成し、お客様からはたいへん高い評価をいただきました。