アルミ鋳物製ベース 無電解ニッケルメッキ

| 製品分類 | ベース |
|---|---|
| 処理 | 無電解ニッケルメッキ |
| 材質 | アルミ |
| 目的・トラブル | 防錆、耐食性向上、残液対策 |
今回のご依頼は、各種大型製造装置で使用されるアルミ鋳物製ベースへの無電解ニッケルメッキ処理のご相談でした。
従来のメッキ処理業者の場合、鋳物特有の課題である「巣穴」に残留した油分がメッキ工程中に噴き出し、未メッキ箇所が生じてしまう点や、工程間の移動中に発生する液ダレによる外観不良が問題となっていました。装置の基幹部品として高い品質が求められるため、他社では解決が困難だった「機能性と外観の両立」が大きな課題となっていました。
KSTでは独自の溶剤ジェット洗浄を導入し、巣穴深部に潜む残留油分を徹底除去することで、メッキの弾きや未着を根本から解消しました。さらにクレーン移動時の搬送工程と前処理条件の最適化により液ダレを防ぎ、他社で解決できなかった1500×1600×600mmという大型のアルミ部材(A5052等)に対し、膜厚の均一性と美しい外観を両立させることができました。
難案件を完遂した技術力と徹底した工程管理に、お客様からも「長年の悩みが解決した」と非常に高い評価をいただきました。