板金部品 無電解ニッケルメッキ

| 製品分類 | 板金部品 |
|---|---|
| 処理 | 無電解ニッケルメッキ |
| 材質 | SPCC |
| 目的・トラブル | 防錆、耐食性向上、外観不良の改善 |
今回のご依頼は、省力化装置向けの外装部品として使用される板金パーツへの無電解ニッケルメッキ処理のご相談でした。
以前依頼していたメッキ業者では、表面にシミやモヤのようなムラが発生してしまい、外装としての品質基準を満たせないという深刻な課題を抱えておられました。製品の「顔」となるパーツゆえに微細な外観不良も許されず、均一で美しい仕上がりと高い耐食性を両立できる技術力を求めて、弊社へ白羽の矢が立ちました。
弊社では、300×300mmのSPCC材に対し、外観不良の主因となる素材表面の微細な汚れを徹底除去するため、前処理工程を抜本的に見直しました。特に電解脱脂工程の電流密度や処理時間を最適化することで、目に見えない油脂分や酸化膜を完全に除去し、メッキの密着性と均一性を極限まで高めました。
大型の板金物でも液循環が停滞しないよう治具の配置を工夫し、シミ一つない平滑な無電解ニッケル被膜を形成。他社で困難とされた外観精度の完遂に対し、お客様からは「ようやく納得のいく品質に巡り合えた」と、その仕上がりの美しさを高く評価していただきました。