EV向けRB電極製造装置ロール 無電解ニッケルメッキ

| 製品分類 | ロール |
|---|---|
| 処理 | 無電解ニッケルメッキ |
| 材質 | S45C |
| 目的・トラブル | 防錆、耐食性向上、コストダウン |
今回のご依頼は、急速に需要が拡大するEV向けのRB電極製造装置に使用される、大型ロールへの無電解ニッケルメッキ処理のご相談でした。
従来、こうした部品への処理は全体に一括でメッキを施した後、不必要な箇所の皮膜を切削加工で削り落とす手法が一般的でした。しかし、この工程は材料の無駄が生じるだけでなく、後工程の工数増大による大幅なコストアップが深刻な課題となっており、製造効率の改善が切実に求められていました。
KSTでは、最初から必要な部位にのみ皮膜を形成する「部分メッキ」工法を提案し、後工程の切削を完全に廃止することで劇的なコストダウンを実現しました。対象はS45C材の400Φ×3300という大型サイズでしたが、独自のノウハウを活かした確実なマスキング技術により、境界部の精度と皮膜の密着性を高次元で両立させています。
大型槽を用いた厳格な液管理と均一な無電解ニッケルメッキにより、設計通りの膜厚を確保しつつ、不要な部分への析出を徹底して防御しました。
他社では敬遠されがちな大型部品の部分処理を高品質に完遂した技術力と、工期短縮・コスト改善への貢献に対し、お客様からは「KSTに任せて本当に良かった」と大変満足のいく評価をいただきました。