アルミ配管 無電解ニッケルメッキ

| 製品分類 | 配管 |
|---|---|
| 処理 | 無電解ニッケルメッキ |
| 材質 | A6063 |
| 目的・トラブル | 防錆、耐食性向上、残液・コンタミ対策 |
今回のご依頼は、産業用機械の流体経路として使用されるアルミ配管(A6063)への無電解ニッケルメッキ処理のご相談でした。
全長2300mmに及ぶこの配管は複雑な曲げ加工が施されており、従来の浸漬処理では配管内部の奥まった箇所に空気が滞留しやすく、メッキの未析出や膜厚の著しい不均一が生じることが大きな課題でした。内部の完全な被膜による耐食性確保が必須条件であり、他社では品質保証が難しいと断られた高難度の案件でした。
KSTでは、全長2300mmの長尺かつ複雑な曲げ形状に対応するため、配管内部へ処理液を一定の圧力で流し込む独自の「液循環システム」を構築しました。これにより、気泡の滞留を物理的に排除し、A6063材の内面全域にわたって均一な膜厚と強固な密着性を実現しました。
難易度の高い長尺物の内面処理であっても、最適な治具設計と高度な液管理技術を駆使することで、設計通りのスペックを完遂しました。他社で不可能とされた課題をクリアした技術力に対し、お客様からは「KSTに頼んで正解だった」と極めて高い評価をいただきました。