SUSチューブ材 無電解ニッケルメッキ

| 製品分類 | チューブ材 |
|---|---|
| 処理 | 無電解ニッケルメッキ |
| 材質 | SU304 |
| 目的・トラブル | 防錆、耐食性向上、残液・コンタミ対策 |
今回のご依頼は、産業用機械の配管等に使用されるSUS304製チューブ材への無電解ニッケル処理のご相談でした。
ステンレス鋼は表面に強固な酸化皮膜を持つため、密着性を確保するには下地にストライクニッケル処理を施す必要がありますが、チューブ形状は内径への付きまわりが非常に難しく、他社では内面のメッキ剥がれが発生していました。品質と耐久性の両立という難題を解決できるパートナーを、お客様は切実に探されていました。
弊社では、難易度の高いチューブ内径への密着性を確保するため、ストライクニッケル工程の電解条件を特殊な仕様へ変更して対応しました。液の流動性や治具の配置を緻密に計算し、通常では届きにくい内壁深くまで確実に皮膜を形成させることで、SUS304材特有の剥がれ問題を完全にクリアしています。
膜厚管理の徹底はもちろん、20Φ×200という形状に対して寸法精度を維持したまま均一な析出を実現したことで、他社で断られた難案件を完遂できた技術力に対し、お客様からも「KSTに任せて正解だった」と厚い信頼をいただくことができました。