ケーブルウインチの摩耗対策
Before

「ロープ巻取り部」の部品は、軽量化を目的としてアルミ合金で製作されていました。しかし、アルミは軽量で加工性が高い反面、素材自体が柔らかいという弱点があります。 そのため、稼働時にロープと激しく擦れ合うことで表面がすぐに削れてしまう「摩耗減」の問題が頻発していました。摩耗が進行すると部品の交換が必要になるため、製品の短寿命化とメンテナンスコストの増加がお客様の大きな課題となっていました。
After

当社では、このアルミ部品の摩耗課題を解決するため、弊社オリジナルの『硬質無電解ニッケルメッキ』の施工をご提案いたしました。 通常、メッキ皮膜を高硬度化させるには300℃程度の熱処理が必要ですが、熱に弱いアルミ素材にはこの高温処理を施すことができません。しかし、弊社の硬質無電解ニッケルメッキは「熱処理なし」で皮膜を高硬度化させることができる独自の技術です。
結果、アルミ素材でありながら極めて高い耐摩耗性に加え、耐食性を付与することに成功し、摩耗減のトラブルを解消。製品寿命を従来の「3倍」にまで大幅に伸ばすことができました。