射出成形機内部の焼き付き樹脂除去時のキズ対策
Before

樹脂を成形・加工する設備において、樹脂が流れる部品の表面に樹脂が焦げ付いて固着してしまう問題が頻発していました。この焦げ付きを取り除くためには、メンテナンス時に専用の工具を用いて物理的に削り落とす必要がありますが、その除去作業の際にどうしても部品の表面に工具による「傷」がついてしまうことが大きな課題でした。 部品に傷がつくと、そこを起点としてさらに樹脂の滞留や焦げ付きが起きやすくなるため、毎回メンテナンスのたびに傷を平滑にする「傷磨き工程」を行わなければならず、メンテナンスに膨大な時間と手間がかかっていました。
After

当社では、この工具による傷つき問題を根本から解決するため、樹脂流動部の部品に対して弊社独自の『硬質無電解ニッケルメッキ』をご提案いたしました。
この独自の処理を施すことで皮膜の硬度が劇的に向上し、工具を使って強い力で焦げ付きを除去しても、部品表面に傷がつかないほどの高い表面硬度を実現しました。 その結果、除去作業時の傷発生を極限まで抑え込むことができ、これまで必須だった面倒な傷磨き工程を完全に省略することが可能になりました。これにより、お客様の設備のメンテナンスにかかる時間を大幅に削減することに貢献いたしました。